マイクロバスの買取市場が注目されている理由

公共交通網は日本では非常に充実しており、都心部はもちろんのこと地方でも電車からバスなどさまざまな手段で目的地に足を運ぶことができます。そのなかでも特にバスの普及率が高く、陸運局が調査をしたところ全国で約90パーセントの地域で路線があることが明らかとなりました。また各地方都市ではコミュニティー路線というものを独自で設けており、地元民に対して無料または格安料金で利用できるサービスを展開されています。バスも車両の一種となるため、国内には数多くの中古車両を取り扱う買取専門店が存在します。

ここでは2015年以降、大型だけでなく中型・、マイクロサイズの車両の買取市場の需要が非常にのびているのが特徴です。なぜバスの買取が活気を帯びているのか、その理由はインバウンド客が増加をしているからです。フランスやアメリカ、さらには中国などの先進国で今、日本は非常に人気観光地となっています。アニメやゲームなどのサブカルチャーの人気も相まっており、幅広い年代のインバウンド客が年間500万人以上も来日をされているほどです。

この訪日客の大半が団体ツアーで訪れているため、各旅行会社では大人数で移動ができる観光ツアーバスを手配される傾向にあります。この影響が中古市場にも需要をもたらしており、新しくサービスをスタートさせようと考える方々が買い求めているわけです。買取価格も高くなっており、走行距離が長くても高値で手放すことができます。